皆さんこんにちは、いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
本日は、アニサキスについて解説していきます。
アニサキスとは、サバやイカなどに内臓に寄生している白いひも状の寄生虫です。
アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生あるいは、不十分な冷凍または加熱の状態で食べることで、アニサキス幼虫が人の胃壁や腸壁に入り込み食中毒(胃アニサキス症、腸アニサキス症)を引き起こします。
たまに芸能人がアニサキスになったと話題になることもあります。
南キャン山里 「アニサキス胃腸炎」の疑いと診断 「スッキリ!」後に腹痛訴える/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/qUfhotyt2O #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) January 10, 2017
で、シメサバを食べた私は、まんまんとアニサキスに犯されてしまったのです。
定期的に胃袋を掴まれるような痛み、そして発熱。
いや、ほんとに辛かったです。
この記事では、シメサバを食べてアニサキスに犯された私の体験記を赤裸々に書き綴りました。
私が体験した症状、治療法などを分かりやすく解説していきます。
この記事を書いている私はお医者さんでも、医療従事者でもありません。
医療に関係する知識は素人です。
この記事では、私が経験した体験をもとに記事を書いています。
ここに記載している治療方法等を勧めている分けではありません。
リアルな体験記として読んでいただくようお願いします。
そして、この記事を読んで少しでも参考になる事があったら嬉しいです。
アニサキスとは 症状/治療/予防方法
アニサキスとは、魚の体内に寄生する寄生虫で魚の内臓に寄生し、魚が死ぬと筋肉へ移動します。
アニサキスは寄生虫(線虫)の一種です。
幼虫(アニサキス幼虫)は、長さ2〜3cm、幅は0.5〜1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。
このアニサキス幼虫が、サバ、さんま、アジ、イカなのどの内臓に寄生、魚が死ぬと筋肉(魚の身)に移動します。
アニサキス主な症状
アニサキスにかかると下記のような症状がでると言われています。
筋肉に移動したアニサキスが生きたまま体内に入ると数時間後に激しい腹痛が出現。
痛みの特徴として、一定の間隔をおいて起こったり、止んだりする痛みが特徴です。
同時に発熱やアレルギー症状を伴うこともあります。
参考として私が体験した症状です。
私のアニサキス症状まとめ
- 症状が出るのは数時間後(私は2~3時間後)
- 胃をつかまれるような痛み
- ずーと痛いんじゃなくて、定期的な痛み
- 気持ち悪い
- 熱が出る
予防方法と対処法
予防方法は目で確認し、取り除くこと、加熱または冷凍にすることです。
アニサキスは60℃加熱で約1分、冷凍(-20℃)で24時間で死滅するため、加熱後、冷凍後に食べれば問題ないです。
アニサキスは白い紐状の寄生虫で長さは2~3cm、幅は0.5~1mmくらいなので目で確認できます。
表面にいるので食べる時は、良くみれば見つけることができます。
注意点として、アニサキスはお酢、わさび、塩漬けでは死にません。
なので、サバもシメサバで酢につけているから大丈夫ではありません。
私は、シメサバを食べてアニサキスになりました。
寄生しやすいのは、サバ、サンマ、サケ、イカなどを生でたべる時は注意が必要です。
しかし、すべての刺し身にアニサキスがいるわけではありません。
治療
治療は主に胃カメラで見つけ出し摘出するのが一般的です。
なお現在、アニサキスに対する効果的な駆除薬は開発されていません。
それか、アニサキスが便と一緒に出てくるのを待つという方法があります。
しかし、人それぞれ症状に違いはありますが、出てくるを待つという選択肢は不可能にちかいと私は感じました。
下記は、私が先生から提案された治療法です。
私のアニサキス治療法まとめ
- 胃カメラで取り除く
- そのまま出てくる(便から排出)のを待つ(2日~7日)
- アニサキス駆除薬はない
アニサキス 【体験談:症状】
ここからは、私がシメサバを食べてアニサキスに犯された体験談について書いていきます。
まずは、シメサバを食べてから症状が出るまで、出てからについてです。
私は、病院にいって
シメサバを食べたのは、
いつもどうり、子供と遊んで寝ようとした夜9時頃、お腹がなんか痛いのでトイレへ。
でも、出ない。
しばらく休めば治るかと、寝ることにしました。
でも、寝れない。
お腹が痛い。
表現するなら、何かに胃を掴まれているような痛みが定期的におこる。
ずっと、痛い訳でもない。定期的。
そして、なんだか気持ち悪くなってきた。
こりゃ、食あたり、吐けば治るだろうとトイレへ
でも、出ない。吐けない。
辛い。久しぶりだこの感覚!
ってなボケる余裕すらない。
なんだか熱っぽくなってきた。
おい、おい、食あたりで熱上がるのか〜
熱を計ると38℃
え、え、え、、熱まである。
ってまたトイレへ
でも、出ない。
こんなことを繰り返し、ほとんど眠らず朝を迎えました。
止まない雨はない!なんて名言はあるが、私の腹痛はいつ止む!
ってなことをしていたら嫁さんが、どうやら異変に気づいた。
んん、ん、気づくの遅くね。
と思いながら病院に行くとを進められる。
しかし、その日は日曜日だった。
チーン、病院やってないじゃん。
白目、いや昇天しました。
でも、嫁さんはいたって冷静だった。
嫁さんが、休日当番医をスマホで検索。
「休日当番医がまさかの胃腸系の病院」
それで、休日当番医の病院へ連れて行ってもらうことにしました。
というかう、今の私に運転は無理ゲー
すなおに、送っていってもらいました。
下記の私の体験した症状をまとめました。
※注意点として、私が説明している、アニサキスの症状がすべてではないです。
私のアニサキス症状まとめ
- 症状が出るのは数時間後(私は2~3時間後)
- 胃をつかまれるような痛み
- ずーと痛いんじゃなくて、定期的な痛み
- 気持ち悪い
- 熱が出る
アニサキス 【体験談:病院での治療】
ここからは、病院についてからのお話です。
この時点では、
そして、病院につく。
でも待合室で待てないレベルで辛い。
なので車で待機。
ほどなくして、順番がくる。
先生に症状を伝える。
先生:「昨日の夜ご飯、何食べました?」
ラテ:「たしか、刺身を食べたような」
先生:「サバとかイカとか食べました?」
ラテ:「はい、イカとサバ食べました。サバは誰も食べないので全部僕が食べました」
先生:「ん〜まだわからないけどきっとアニサキスだね」
ん、ん、アニサキス??
先生:「魚にいる寄生虫みたいなもの」
それが刺身に付いていて、それを食べてしまったらなる病気。
き、寄生虫!
先生:「ちょっとエコーで調べてみよう」
次にエコーでお腹あたりを丁寧にみてくれました。
どうやら胃が局所的に腫れているらしい。
先生:「これはアニサキスで間違えないね」
次に先生から耳を疑うような言葉が、
先生:「胃カメラ飲んで取っちゃえばすぐ治るよ」
い、い、胃カメラ!?
いや、そりゃ無理!
私の嘔吐反射レベルは相当高い。
口に異物が近づくだけで、嗚咽が止まらない。
想像しただけで、おぇ〜ってなってきた!
なので他に選択肢はないか聞いてみた。
先生:「我慢してればいずれ勝手にでるよ」
どうやら、時間がたてば胃から腸に移動し便と一緒に出るらしい。
アニサキスが出るのにどのくらいかかるか聞いてみる。
先生:「2〜7日ぐらい」
え、え、えーーそんなに耐えられない。
どう考えても、この痛みに、数日耐えるのは無理。
おぇ〜ってなってきた!
先生に告白してみた。
私、嘔吐反射が神レベルだけどたえられますか?
異物を見ただけでオェ~となります、、、
先生:「あ、大丈夫、うち無痛だから!寝てる間に終わってるよ」
む、無痛、寝てる間に終わってる。
寝てる状態ならいける私でもいけるはず、、、
選択肢はなかった。
「胃カメラや、やります」
言ってしまった。禁断の言葉を、、、
大丈夫なのか私!?
無痛胃カメラによるアニサキス摘出はこちら

※注意点として、私が先生から提案されたアニサキスの治療法でこれががすべてではないです。
私のアニサキス治療法まとめ
- 胃カメラで取り除く
- そのまま出てくる(便から排出)のを待つ(2日~7日)
- アニサキス駆除薬はない
アニサキス治療の流れまとめ
- 先生から問診→食べたものを聞かれるサバ等を食べていればエコー検査へ
- エコー検査→胃の腫れ等があればアニサキスを疑い胃カメラ
- 胃カメラ→胃カメラでアニサキスを摘出する
まとめ 正しく恐れよう
無痛胃カメラで無事にアニサキスを取り除くことができました。
アニサキスにかかり、ツイていない男でしたが、
最後の最後に
よく考えてみると腸だけに、
超ツイていました(笑)
それは、休日当番医が胃腸系でしかも、無痛胃カメラ可能な病院だったことです!
あれが無痛胃カメラでなければ想像しただけで、白目。
きっと、気絶していました(爆)
そして、二度と胃カメラを飲むことと、サバの刺し身を食べることはなくなっていたと思います。
そんな小さな奇跡を起こしたのですから、、、
笑い話はこの辺にして、最後に聞いてほしいことがあります。
この記事は、サバ、サンマなどの青魚やイカなどの刺し身を食べるのをやめてほしくて書いた記事ではありません。
私は刺し身が大好きです。
「魚を生で食べる」
これは、日本の大切な文化です。
私は、アニサキスにかかった後も刺し身、シメサバだって食べてます。
アニサキスがニュース等で取り上げられると、サバ、サンマ、アジ等の青魚は生で食べないほうが良いという情報が流れます。
SNSやネット等では、一部の情報ばかりが先行し、誤った認識をもつ可能性があります。
刺し身等を販売している、お店側もプロです。
アニサキスに対する知識、予防に取り組んでいるお店が殆どです。
で、私は、たま、たまアニサキスになったというだけです(笑)
アニサキスが危ないから、刺し身を食べないとかではなく、
アニサキスを正しく恐れてほいしい、というのが私の願いです。
そしてこの記事が、正しく恐れるためのきっかけになってくれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、また!
ためになる記事でした!
tsuneyoshixさん はじめまして
私もアニサキスに犯され、少しでも誰かのタメになる情報という思いで、この記事を書きました。
「ためになる記事」という言葉をいただき素直に嬉しいです。
これからも誰かのタメになる記事をという思いを忘れずに、記事を書いていきたいと思います。
今後ともラテのブログを宜しくお願いします。