皆さんこんにちは、いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
2019年4月に千葉県の本須賀海水浴場、兵庫県の神戸市須磨海水浴場がブルーフラッグの認定を受けました。
皆さんブルーフラッグとは何かご存じですか?
ブルーフラッグを一言で表すなら、最高のビーチです。
最高のビーチは何と問われたら、様々なことを想像するると思います。
- 海が綺麗
- 砂浜が綺麗
- トイレが綺麗
- アクセスが良い
人それぞれ様々なことを思い描くと思います。
どれも最高のビーチに対する回答としては正解です。
この全てを兼ね備え、さらに障がい者に優しい、環境に拝領している。そして、地域に密着している海があるとしたら皆さん驚きませんか?
驚きますよね。
でも日本にもあるんです。
そのビーチこそが、ブルーフラッグを認定を受けているビーチなのです。
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ブルーフラッグを取得しているビーチの特徴
- キレイな海
- 人にやさしい海
- 安心して楽しめる海
- いろんなことが学べる海
ブルーフラッグを取得している=世界で認められているビーチ。
ブルーフラッグの認定を受けるためには,4カテゴリー33項目の認定基準すべてに合格しなければいけません。
全世界でブルーフラッグを取得しているビーチは50カ国、約4000箇所の限られたビーチだけなのです。
そして、日本でブルーフラッグを認定を受けている海は3カ所。
ブルーフラッグ非常に魅力的ですよね!
しかも日本にもある。
これは行くしかありませんね。
夏の思い出は最高のビーチで最高の思い出を!
この記事では、ブルーフラッグとはなんぞやを分かりやすく解説していきます。
そして日本でブルーフラッグを取得している4箇所のビーチ
福井県:若沢田海水浴場
神奈川県:由比ヶ浜海水浴場
千葉県:本須賀海水浴場
兵庫県:神戸市須磨海水浴場
の魅力を分かりやすく説明しますので、是非チェックして下さいね。
この記事の目次
ブルーフラッグとは
ブルーフラッグとは、世界で最も歴史のある環境認証で1985年フランス発祥のFEE(国際環境教育基金)が運用するプログラムです。
[aside type=”boader”]ブルーフラッグのビジョン
ブルーフラッグ・プルグラムは「環境教育と情報提供」、「水質」、「環境マネジメント」「安全性とサービス」についての厳しい基準を通してビーチやマリーナでの持続可能な発展を目指しています。
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ブルーフラッグの認定を受けるためには,4カテゴリー33項目の認定基準すべてに合格しなければいけません。
[aside type=”boader”]4カテゴリーとは
- 環境教育と情報
- 水質
- 環境マネジメント
- 安全性とサービス
4カテゴリーがさらに33項目に細分化されています。
33項目のなかから抜粋してみました。
基準3 ビーチの水質に関する情報の掲示
ビーチの水質が綺麗とかだけではダメです。
数値的根拠を示し、そしてホームページなどを利用して誰でもが見れるような状態にして、かつ定期的に更新。
基準15 ビーチの清掃管理
ビーチが綺麗なだけではダメです。
ゴミ箱の数、ゴミの清掃のしかた、回数、ゴミの処理、産業廃棄物の処理状況など細部まで報告しなければいけません。
基準26 交通手段の整備(努力基準)
駐車場が整備されているとかではダメです。
ブルーフラッグは環境への配慮を重要視していて、公共施設等の交通手段を利用してくることを推奨しています。
なので、公共施設の整備状況、最寄り駅からのアクセスなども
基準33 身体障がい者向けのアクセスと設備
身体障がい者が快適に過ごせるビーチでないとダメです。
海まで身体障がい者がアクセスできるスロープの設置、視覚障がい者がアクセスできる手段の構築、身体障がい者むけのトイレの設置など身体障がい者が快適に過ごせるビーチでなければいけません。
出典:FEE Japan
上記の項目を見ればわかるように、そこまでこだわるのってくらい厳しい基準なのです。
そして、そのすべての項目を満たさなければブルーフラッグの認定を受けることはできません。
しかも、認定は毎年更新。
認定を受ければ終わりではないです。
ブルーフラッグの認定を継続して実施していくことに意義があるということを意味します。
ブルーフラッグの認定を受けている=最高のビーチ
この方程式の理由はそういうことだったのです。
そして、ブルーフラッグの認定を受けたビーチはイヤーフラッグを掲げることが許されます。
出典:FEE Japan
このブルーフラッグこそが最高のビーチの証であり、持続可能な発展を目指しているビーチの象徴なのです。
ブルーフラッグの認定を受けている海は、全国で50カ国、約4000箇所の限られたビーチ。
出典:FEE Japan
やはり、ブルーフラッグがフランス発祥ということもありヨーロッパは多めです。
アジアとなると4カ国と少なめです。
日本のブルーフラッグは2019年現在、全部で4箇所
福井県:若沢田海水浴場(2016年4月)
神奈川県:由比ヶ浜海水浴場(2016年4月)
千葉県:本須賀海水浴場(2019年4月)
兵庫県:神戸市須磨海水浴場(2019年4月)
ブルーフラッグ 福井県【若沢田海水浴場】
2016年4月にブルーフラッグを取得したのが福井県の若沢田海水浴場です。
住所:福井県大飯郡高浜町和田
日本海で唯一のブルーフラッグの認定を受けているビーチです。
一番の魅力は水がとにかくキレイで白くキレイな砂浜。
透明度が非常に高く、水質検査等でも証明されている海の水のキレイさは別格といっていいでしょう。
ビーチ内でのバーベキュー等は禁止されていますが、若狭和田観光協会が管理運営するバーベキュー施設が隣接しています。屋根付きなの施設なので天候に左右されず、子連れでも十分に楽しむことができます。
浜茶屋というなの海の家も充実。
約20件の浜茶屋がありシャワーも完備、浮き輪やパラソルなどの貸出もあります。
浜茶屋で出される、日本海で採れたての海の幸は絶品です。
出典:若狭和田ふるさと情報
ブルーフラッグ 神奈川県【由比ヶ浜海水浴場】
2016年4月にブルーフラッグを取得したのが神奈川県の由比ヶ浜海水浴場です。
住所:神奈川県鎌倉市由比ヶ浜海岸
由比ヶ浜海水浴場は鎌倉の海で最も長いビーチです。
鎌倉といえばドラマや映画の撮影等でもよく使われるオシャレな街です。
都心からのアクセスも良くシーズン中には毎年多くの海水浴客が訪れます。
由比ヶ浜海水浴場の魅力は海だけでなく近くに観光スポットが満載!
海だけでなく周辺には、光明寺や鎌倉の海を一望できる「花の寺」長谷寺をはじめとする鎌倉を代表する寺社も数多くあります。
ちょっと足を伸ばせば、鎌倉大仏、江ノ電なんかにも乗れちゃいます。
観光スポットだけでなく、由比ヶ浜海水浴場も魅力たっぷりです。
鎌倉=オシャレの方程式は鉄板で海の家もイケテマス。
他にはないフレンチやエスニックを扱うオシャレな海の家が立ち並び、バラエティー豊かな料理を楽しむことができます。
最近話題の廃プラスチック問題に取り組み、全店舗でプラスチックストローを廃止し、紙製のエコストローを使用しています。
ブルーフラッグ 千葉県【本須賀海水浴場】
日本で2019年4月にブルーフラッグを取得したのが千葉県の本須賀海水浴場です。
住所:千葉県山武市本須賀3841番地124地
東京都内からでも有料道路を利用すれば比較的短時間で行くことが可能で、毎年多くの人が訪れる人気のビーチです。
九十九里浜の中でも一番大きい、白くて広い砂浜は約500m。
ビーチには約30本のヤシの木があり、南国気分を味わうことができます。
砂浜でのキャンプ・バーベキュー、海水浴場エリア内でのサーフィン・フィン付きボディーボード・マリンジェットは禁止となっていますので注意してください。
海の家は3つあり、施設内ではバーベキュー等の楽しめるので、海の幸を堪能することも可能。
シャワーも完備していて、パラソル等の貸し出しも充実しています。
ブルーフラッグ 兵庫県【神戸市須磨海水浴場】
日本で2019年4月にブルーフラッグを取得したのが兵庫県の神戸市須磨海水浴場です。
住所:神戸市須磨区若宮町1丁目
神戸市須磨海水浴場の一番の魅力は、電車等の公共交通機関を利用したアクセスがいいこと。
神戸市の中心でもある三宮から電車で15分ほどの位置あり、駅を降りれば目の前が海水浴場です。
都心に近く、駅を降りればすぐ海という環境はなかなかないと思います。
神戸市須磨海水浴場の最寄り駅は、JR神戸線「須磨駅」。
関西を代表するビーチということで非常に人気が高い一方で、マナがー悪いお客が目立つようになり、誰もが安心して過ごせるビーチを目指し条例を制定しました。又、2017年に遊歩道が整備され誰もが歩きやすくそして、砂浜も改良され遠浅になり子供でも安心して過ごせます。
遊歩道
ファミリーで楽しむ遊泳ゾーン
ブルーフラッグエリア
出典:神戸市
まとめ
綺麗な海やビーチというだけでなく、環境を守り地域と手を取り合い持続可能な発展を目指す。
障がい者にも優しくて、トイレやルール等もしっかりと整備されている。
ブルーフラッグ
素晴らしい取り組みだと感じました。
ただ、綺麗というだけでなく、そういった部分に付加価値を見つけていく。
これからの時代には重要なことだと思います。
やはり、夏は海!
そしてビール!
さあ、ブルーフラッグという最高のビーチに出かけて最高の夏の思い出を作りましょう。
ビーチにお出かけのオススメウエア情報
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、また!
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