RVドリフトクローは、ジャッカルから販売されたバックスライド系ワームです。
ここ数年で、ホント多くのバックスライド系ワームが販売されています。
なので、皆さんもバックスライド系ワームには、おなか一杯状態ではないでしょうか。
私も「選択肢をこれ以上、増やす必要がない」そんな風に考えていました。
RVドリフトクローも今までのバックスライドワームと一緒だと、、、
しかし、そんな考えを変え出来事が起こります。
それは、藤田京弥プロがJB50のウイニングルアーとして、RVドリフトクローを使用していた事、、、
で、実際どうなのって気になる人も多いと思います。
いきなり、結論ですが「コレは釣れる」が、私の正直な感想です。
今までのバックスライド系ワームとの違いは「ホールスピード」
とにかくRVドリフトクローは「スローホール」です。
このスローホールこそが、このワームの最大の特徴であり釣れるキモでもあります。
言うなれば、食わせのバックスライド。
この記事では、ラテが1年間使用して感じた、RVドリフトクローの特徴やおすすめセッティングを紹介します。
あなたも食わせのバックスライドを体験してみませんか?
目次
ドリフトクロー最大の特徴はスローホール
RVドリフトクローの一番の特徴は、ゆっくりホールしていく部分です。
とにかく、ゆっくりバックスライドしながらホールしていきます。
今までのバックスライドワームは、スライドする距離が重要視されていました。
なので、形が円柱でテール部分にスカートやテールを付けるという形が一般的。
たとえば、ファットイカとドライブショットみたいな形です。
しかし、RVドリフトクローは距離ではなく水中を漂う時間にこだわっています。
なので、形がとても特徴的です。
平たい扁平ボディーのテール部分にフラットテールが付いています。
この扁平ボディー+テール部分全体で水をつかみ、スローにホールします。
で、スローホールの何が良いのかって考えると、
バスに気付いてもらえる時間が増えたことだと私は感じました。
バックスライド系ワームで狙っているバスは、カバー際の中層でサスペンドしているバス。
ファットイカなどは、スーとバックスライドして気付いてもらえない時もある。
でも、RVドリフトクローは水中で漂い波動を出し続けてる時間がちょっと長い。
このちょっとした差が、釣れると感じる理由なのかなと感じています。
でも、このスローホールが逆に効率が悪い時があるのも確か。
そんな時は、ネイルシンカーでホールスピードを調整することができる。
このホールスピードを調整できる部分がRVドリフトクローのもう一つの特徴でもあります。
ドリフトクロー ネイル シンカーでホールスピード調整ができる
RVドリフトクローのもう一つの特徴が、
ネイルシンカーを差し込みホールスピードを調整することができる部分です。
ネイルシンカーの差し込み方は、とても簡単です。
準備するのはネイルシンカー。
ネイルシンカーのウエイトは0.9gが基準。
このネイルシンカーを扁平ボディー部分に、差し込みます。
差し込む部分は、先端から4節目の中心にネイルシンカーをボディーと平行に差し込みます。
コレでセッティングOK。
コレでワームのウエイトが増えホールスピードが速くなりテンポ良く打っていくことができます。
状況に合わせて0.9gと0.45gを使い分けることで釣りの幅はグッと広がります。
スローホールがゆえに釣りのテンポが遅くなる。
こんな時は、ネイルシンカーでホールスピードを調整しましょう。
ホールスピードが速いものを遅くはできません。
でも、RVドリフトクローであれば調整できる。
以外に、この「調整できる」という部分は大きなメリットだと言えます。
ドリフトクローおすすめフックサイズとセッティング
次にRVドリフトクローのおすすめセッティングとフックを紹介します。
- セッティング:バックスライド
- フック:リューギ リミット4/0
おすすめセッティングはもちろんバックスライドセッティング。
メーカーが推奨するフックサイズは「オフセットフック2/0~3/0」となっています。
で、私がいろいろ試したおすすめのサイズ
ワイドゲイプのオフセットフック→3/0
ナローゲイプのオフセットフック→4/0
私のベストセッティングは、リューギのリミット4/0。
フックをセットした状態はこんな感じです。
ワイドゲイプであればリューギのインフィニ3/0がおすすめです。
次にバックスライドのフックセット方法を解説します。
RVドリフトクロー おすすめな時期とカラーセレクト
RVドリフトクローがおすすめな時期は「5月~9月」ぐらい。
春のアフタースポーンから秋の始まりぐらいまで、安定して釣ることができます。
そして、ノーシンカーがハマるようなシーンであれば抜群な能力を発揮します。
カバー際の中層で浮いているバスを食わせるイメージです。
ベイトがザリガニやテナガエビ。
そんな時に、スローホールで誘えば簡単にバイトを得られます。
逆に10月以降など、バスが散らばっている状況やカバーに付いていない状況では厳しいです。
おすすめは2種類のカラーを使い分けること!
次におすすめカラーですが、対象的な2種類を使い分けるのがベストです。
RVドリフトクローは全部で10種類のカラーがラインナップされています。
出典:JACKALL
やはり1つのカラーで、すべての状況をカバーするのは限界があります。
なので、対処的な2種類をもっていと状況に合わせて使い分けることができます。
たとえば、RVブラックと砂ザリの2種類を購入します。
今日はちょっと濁っているからアピール力高めな「RVブラック」をセレクト。
今日は透明度が高め、さらにプレッシャーが高いので抑えめな「砂ザリ」をセレクト。
このように、対象的な2種類があれば、フィールドの状況に合わせて使い分けることができます。
ちなみに私は「スポーンギル」「ダークグリパンフレーク」「砂ザリ」の3種類を状況合わせて使い分けています。
RVドリフトクロー デメリットはとにかく脆い
「モロい、とにかくすぐに壊れる、、、」これが最大のデメリットです。
だいたい、1匹釣れると交換。
釣れて嬉しんだけれど、、、
だって、ファットイカは3匹ぐらい全然平気!
比べてもしょうがないけど、、、
できれば、もう1回ぐらい使えたらなんて気持ちがあります(笑)
しかし、ワームのこの弱さこそがスローホールにつながり。
そして、フックアップの良さにも繋がっているって考えると、
しょうがないのかな~と感じたり。
釣れるが故のモロさだと私は納得してます。
でも、コレで終わらないのがRVドリフトクローの凄いところ。
壊れたドリフトクローを再利用して、激釣れワームにチューン可能です。
これは、加木屋プロがSNS等発信して話題になりました。
通称「ドリフトクロー・改」
作り方は簡単です。
壊れたRVドリフトクロー2個をつなぎ合わせる。これだけです。
カニの力…
#ドリフトクラブ#ドリフトクロー改#ドリフトクロー pic.twitter.com/YqBCCWXCuA
— 加木屋 守 (マーモ) (@ma_mo_s) July 4, 2020
カニにそっくりなワームができあがります。
使い方は、ワームの真ん中にマスバリをチョン掛けします。
カバー際の表層を漂わす感じで使えばOK。
是非、みなさんも試して見てください。
↓ワームをくっつけるのにおすすめの接着剤です↓
ドリフトクロー あまり教えたくないワームNO.1
ドリフトクローについて詳しく解説してきましたが、正直あまり教えたくないワームでもありました。
それぐらい、お、、っと感じる部分があると思います。
なんと言っても、一番の魅力は「スローホールで長時間アピールしてくれること」。
そして、ネイルシンカーでホールスピードを調整できる対応力の高さ。
「正直、バックスライドワームこれだけで良いんじゃない」
そんな気持ちにさせてくれるRVドリフトクロー。
久しぶりに、良いワームに出会いました(笑)
おかっぱりなど限られたワームしか持てない時は、とくにおすすめですね。
皆さんもぜひ食わせのバックスライド系ワームを体験してみて下さい。
その他のおすすめバックスライドワームはこちら
頭の頂点部分にネイルシンカーを刺している方がいました、それでも大丈夫なんでしょうか?
はるるんさん
はじめまして ご質問ありがとうございます。
頭の頂点部分にネイルシンカーを刺すのもアリだと私は思います。
頭の頂点部分にネイルシンカーだと記事で紹介しているホールスピードよりさらに速くなると思います。
頭からスーッとスムーズにホールしていくイメージです。
デメリットはフックサイズによって、フックと干渉してしまうかもしれません。
どっちが正解とかはないので、状況によって使いわけるのがベターだと思います。
返信ありがとうございます
このサイトのやり方も頂点部分にネイルシンカーを刺すやり方もいろいろ試してみます!
すみません!ラテさんのサイトがとてもわかりやすく一つお願いがあるのですが、RVドリフトクローと同じくジャッカルの、RVドリフトフライっというワームがあるのですが、ミドストで回転させれるワームらしくて、気になり、プロの動画を見てみたらワームの動きがとっても良く「あ!欲しいー!」っとなったんで、いざ買ってみたら ロールしないっという事件が起きました。セッティングが悪いのだと思うので、よければ解説してくれたら嬉しいです、自分はバス釣りがとっても大好きですが、セッティングがとっても下手なのでできたらコツも教えてくれたら嬉しいです
なんかすみません…