ディーゼルワンは、整備資格を持たない人が使うのはやめましょう
いきなり、出鼻をくじかれた方がいるかもしれませんが、、、すいません。
ディーゼルワンは「業務用」で基本的には、業者などプロの人しか購入できません。
製品本体にも、次のように記載されています。
※本品の取り扱いに関しては、専門知識と技量が必要です。整備資格をお持ちでない方は取り扱いしないで下さい。また作業に伴う不具合には対応できません。
しかし、インタネットやフリマアプリ等の普及で、一般の人でも手軽に購入できていまいます。
現にネット等で普通に販売されています。
その影響で知識をもたない一般の人が使用し、不具合を発生させてしまった事例もあります。
なので、一般の人が試したい時は、
ディラーなどの整備知識をもったお店にお願いするか、
フューエルワンを使用するのがおすすめです。
フューエルワンはディーゼルワンに比べれば効果はおとりますが、
使用上の注意を守れば、一般の人でも使用可能です。
詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
>>>フューエルワン デメリットなしの使い方!タイミングと頻度を解説
この記事では、ディーゼルワンの効果と使用上の注意を分かりやすく解説します。
そして、私の考えるディーゼルワンの現実的な使い方をお伝えしますので、まずはご一読を!
目次
ワコーズ ディーゼルワンの商品概要と効果
商品名 | ディーゼルワン |
容 量 | 200mlと1L が販売中 |
使用車種 | ディーゼル車 |
用 途 | ディーゼル機関の燃料噴射装置の洗浄 |
価格 | ¥1980(200ml) ¥5280(1L) |
ディーゼルワンの特徴は、コモンレールディーゼル車・DPF(DPR)付き車両に対応した、インジェクター洗浄添加剤です。
コモンレールディーゼル車は、トヨタのハイエース、プラドなどにも採用されているエンジン。
こういった、ディーゼル車特有の汚れを効率的に除去してくれるのが、ディーゼルワンなのです。
インジェクター部分の汚れを強力除去
ディーゼルワンは、とても強力な洗浄能力のある、N-メチル2-ピロリドンという成分でできています。
N-メチル2-ピロリドンは非常に溶解性に優れていて、インジェクターの汚れを強力に除去。
そして、エンジン全体の燃焼が改善し、排ガス処理システムDPFなどの性能回復に貢献します。
ディーゼルワンは、業務用として販売されています
なので、使用量を間違えると車に不具合が発生する場合もあります。
ディーゼルワンは、200mlと1Lの2種類が販売されています。
大型自動車や建設重機などへの使用も想定されているのです。
ワコーズ ディーゼルワンの使い方と使用上の注意点
ここでは、本体製品に記載されている使用上の注意点を解説します
ディーゼルワン使用上の注意点は製品本体に記載されています。
ディーゼル燃料(軽油)50~200Lに対して1本(1L)を目安に必ず整備士による診断を行い、状態に合わせて0.5~2.0%の添加率で使用すること。不具合のある車両には、さらに添加率を下げて使用し様子を見ながら次第に濃度を上げて使用すること。
- 他の燃料添加剤との併用は厳禁
- 状態に合わせて0.5~2%の添加率で使用すること
- 給油直前に使用し、よく混ざるように使用すること
- 使用後は、走行もしくは回転を上げる
- 燃料フィルターの交換が近い場合や汚れている時は交換をする
注意事項とても多いです。
それだけ、洗浄能力が高い証拠でもあります。
とくに、ディーゼルワン使用量の判断が難しいです!
使用量が少なければ、効果はあまり期待できなくなってしまうし、
逆に濃すぎると、不具合の原因になります。
また、使用量は車両の状況によって異なる。
「とにかく、使用量の判断が難しい」コレが業務用となった理由なのかもしれません。
ワコーズ ディーゼルワンとフューエルワンの違い
次にディーゼルワンとフューエルワンの違いについて解説します。
一番の違いは、洗浄力の差です
ディーゼルワン | フューエルワン | |
使用車種 | ディーゼル車 | ガソリン車・ディーゼル車 |
洗浄能力 | 高い | 普通 |
容 量 | 200mlと1L | 200ml |
価 格 | ¥1980(200ml) ¥5280(1L) | ¥1760 |
その他の効果 | なし | 燃料タンクの錆・腐食防止 |
ディーゼルワンとフューエルワン一番の期待できる効果は、
エンジン内の汚れを落とすこと。
エンジン内の汚れを落として、エンジンをもとの状態に戻してあげることが使用する目的です。
でも、ガソリンエンジンとディーゼルでは構造が違うので、
汚れ方や汚れる部分に違いがあります。
そこで、ディーゼルエンジンの汚れを効率的に落とすために作られたのがディーゼルワンです。
ディーゼルワンは、とても強力な洗浄能力のある、N-メチル2-ピロリドンという成分でできています。
フューエルワンでもディーゼルエンジンの汚れを落とせない訳じゃないけど、
ディーゼルエンジンの汚れを効率的に落としたければ、ディーゼルワンがおすすめです
現実的なディーゼルワンの使い方
やはり、ディーゼルエンジンの車に乗っていいるならディーゼルワンは非常に魅力的です。
でも、素人が使うと故障のリスクがあるのは理解できたと思います。
ここでは、私の考えるディーゼルワンの現実的な使い方について解説します。
整備士免許を持っている友人やディラーの人に相談する
これしかないかなと、思いました。
使用方法を守るためには、ディーゼルワンを入れたらすぐ給油するしかありません。
なので、整備士免許などを持っている友人やディラー人に車を見てもらい、
どれくらい、ディーゼルワンを入れればいいか聞いちゃいましょう。
判断が難しい、ディーゼルワンの使用量をプロに聞いちゃう
これで、ディーゼルワンの入れる量が分かります。
ディーゼルワンを規定量準備し、スタンドに向かいましょう。
で、スタンドでディーゼルワンを入れてから給油する。
これが一番現実的で、理想的な使い方と思います。
そんな友人や相談できるディラーなんていないよ、
という人は、フューエルワンをつかいましょう。
これは、私の考える一つの使い方の提案です。
決して、正解とかではありませんので、使用する際は自己責任でお願いいたします。
【まとめ】ディーゼルワンで愛車を長く大切に乗ろう
ディーゼルワンの効果と使い方について解説してきました。
ディーゼルワンは、業務用で素人が安易に使うと不具合がでる可能性があります。
※本品の取り扱いに関しては、専門知識と技量が必要です。整備資格をお持ちでない方は取り扱いしないで下さい。また作業に伴う不具合には対応できません。
ディーゼルワンは、プロに相談して使用することが大切です
ディーゼルワンを使用するハードルは、やや高めですが、
その分、得るこのとのできる効果は高いです。
でも、ディーゼルワンはハードルが高いので、
とりあえず、フューエルワンを使ってみるという選択肢もアリです。
皆さんにあった、使い方を見つけ見て下さい。
そして、愛車を長く大切に乗りましょう。